【生産国】
・日本
【素材】
・COTTON 100%(11.5oz ”JELT DENIM”)
【実寸サイズ(収縮前)】
・W38 ウエスト 98.5cm、股上 34cm、ワタリ 38.5cm、股下 81cm、裾幅 28.5cm
※実寸サイズには若干の個体差がございますので、およその目安として下さい。
※この商品はサンフォライズ・スキュー(防縮・防ネジレ加工)を施していますが、洗濯後に上記の実寸サイズからウエスト約3cm、股下約4cm前後の縮みが発生します。
※実際の縮み幅はお洗濯や乾燥方法によって差があります。
※タンブラー乾燥等の強い熱乾燥を行った場合は縮率以上に縮む可能性があります。
※この商品のトップボタンは往年のLee製品同様、取り付け方向に指定がございません。その為、「Lee」ロゴの向きも様々となっておりますので予めご了承ください。
アメリカの二十世紀はワークウェアの時代といっても過言ではない。
未開の土地を切り拓き、町々を鉄道や道路で繋いで物資や人の往来を可能にしたのはインディゴブルーを身に纏ったワーカーたちだった。
H.D.Leeカンパニーは合衆国を創る彼らに丈夫で長持ちし、使い勝手の良いワークウェアを供給することに尽力した。
その中で最も成功を収めた一つが"ダンガリー191-Z"だ。
同モデルが傑作と評される所以は生地にある。
ジェルトデニムと呼ばれるそれは1925年に彼らが開発した11.5ozデニム。
特筆すべきは強撚糸で密に織ることで13ozと同等の強度をもつのが特徴だ。
かつて、ワークウェアに強度をもたせるには生地そのものを分厚くしたり、生地を二重にする以外に手立てはなかったが、同生地は強度に優れているうえに柔らかく軽量。
そのため足場の不安定な高所や運動量の多い労働環境で大いに重宝された。
また右脚のルーラーポケットや工具などを放り込んでも破れにくいライニング付きのバックポケット、脱ぎ穿きの容易なジッパーフライなど、多種多様な職に就く労働者が享受できる機能も搭載する。
およそ'70年代まで販売されていた長寿の品番。
その初期となる1950年代のヴィンテージを再現する。
『Lee ARCHIVES』
過酷な現場で働くワーカーたちのリアルな声をフィードバックし、当時の英知を結集した機能ディテールや耐久性に富む新素材・新機構を積極的に取り入れたワークウェア。
そのワークウェアから派生し、ユースカルチャーの代弁者、そして現代ファッションのキーアイテムにまで進化した5ポケットジーンズ。
Leeはアメリカ産業の近代化と、服飾文化の成熟に貢献した二十世紀最大級の功労者です。
カンザス州で雑貨の卸売業を営んでいた創業者、ヘンリー・デヴィッド・リーが1911年に自社工場でワークウェア事業を始めて以来、100年以上もの歴史の中で輩出したマスターピースは快挙にいとまがなく、その多くは現在もヴィンテージウェアとしてコレクションと研究の対象となっている貴重な歴史的遺産です。
Lee「アーカイブス」は、これら伝説的なプロダクトたちを現代に蘇らせるプロジェクトです。