と、初回限定付属のボーナスDVD-R「THE STORY OF ZIGGY
STARDUST」を出品します。撮影のために開封したのみの未聴状態にてノークレームノーリターンでお願いします。コレクターズCDに理解のある方のみご入札下さい。
Translated Text:
Live at Hammersmith Odeon, London, UK 3rd July 1973 SBD
映画にもなり、ボウイどころか70年代ロックの１つの象徴とも言える伝説コンサートのサウンドボード・アルバムが登場です。その“伝説コンサート”とは「1973年７月３日ハマースミス公演」。“ZIGGY STARDUST TOUR 1972-1973”の最終日にして、「ジギー封印宣言」の現場となった公演です。
すでにこのサウンドボードはいくつか登場して話題沸騰となっているところですが、本作はそのどれとも違う独自ルートにより流出した関係者マスターをダイレクトに使用しています。本作のマスターとなっているのは、そのリールに封じ込まれたサウンドそのままとしか思えないダイレクト感たっぷりの逸品。それだけにイコライジングでサウンドを強調する必要さえなく、いかなるタイトルよりも自然な“素の鳴り”をたっぷりと楽しめるライヴアルバムなのです。
そのサウンドで描かれる伝説のハマースミス公演は絶品。なによりも素晴らしいのは、ボウイの歌声。オフィシャルではていねいにミックスされ、磨き上げられていましたが、本作は卓直結サウンドボードならではの生々しさが鮮烈。ミックスも現場そのもので、まるでマイクにでもなったかのようなリアリティで主役ボウイの声が直接流し込まれる。そう、「Rock‘N Roll
Suicide」の前に語られる、伝説のジギー封印MC「Not only is it the last show of the tour, but it’s the last show that we’ll ever do.」も、現場以上の生々しさで耳元に響くのです（遠くに響く観客たちの悲鳴も超リアルです）。
もちろん、いかに荒々しいミックスとは言っても、バンドの演奏がおざなりにはなっていない。あくまでボウイの歌がデン！と真ん中にしながらも、アンサンブルの妙味も生々しく伝わる。それが殊更に嬉しいのは、「The Jean Genie / Love Me Do」「Round And
Round」でしょう。オフィシャルでは聴けないジェフ・ベックとの共演が卓直結サウンドボードで聴けるのです。ジェフを紹介するMCから変幻自在ギターとボウイの声が絡み合う様子まで、ピッキングニュアンスも鮮烈な耳元サウンドで流し込まれる……。
しかし、好事魔多し。それほど貴重な記録だけに、残念ながら欠点も存在します。録音された際の機材トラブルから「The Width Of A Circle」にわずかながらワープがあり（12:29）、「Suffragette
City」に６秒ほど（0:43-0:49）音の劣化がある。さらに、ピッチもランダムに狂っていました。そうした欠けや劣化をオフィシャルで補完することも検討されましたが、ミックスが大幅に違うオフィシャルを繋げるとどうしても違和感が拭えなかった。そこで本作では、伝説の録音を尊重して欠けをパッチすることはせず、ピッチだけを徹底的に修正。リールが持っていた鳴りを最大限自然に味わえる仕上がりを実現しました。
ボウイの象徴としてさえ語られるキャラクター「ジギー・スターダスト」。もちろん、ジギーだけでボウイを語ることは決してできませんが、ジギー抜きで語ることもできない。アルバムから出発し、ツアーを重ねるごとにより派手に、より奇抜に巨大化していった存在は、ついにボウイ自身をも飲み込もうとしていた。その頂点の姿にして、終止符を打った伝説公演を生々しく味わえる歴史的傑作です。記録映画と共に、永遠に語り継がれるべき歌声。史上最高のクオリティをプレス２CDに封じ込め、今週末あなたのお手元へお届けいたします。
Disc 1 (52:58)
1. Introduction by Barry Bethal
2. Mike Garson’s Medley (Space Oddity / Ziggy Stardust / John, I’m Only Dancing / Life On Mars?)
3. Ode To Joy 4. Hang On To Yourself 5. Ziggy Stardust 6. Watch That Man
7. Wild Eyed Boy From Freecloud / All The Young Dudes / Oh! You Pretty Things
8. Moonage Daydream 9. Changes 10. Space Oddity 11. My Death
Disc 2 (55:04)
1. Announcement and William Tell Overture 2. Cracked Actor 3. Time 4. Width Of A Circle
5. Band Introduction 6. Let’s Spend The Night Together 7. Suffragette City
8. White Light White Heat 9. The Jean Genie / Love Me Do with Jeff Beck
10. Round And Round with Jeff Beck 11. Farewell Speech 12. Rock‘N Roll Suicide
13. Pomp and Circumstance by Edward Elgar
SOUNDBOARD RECORDING
●David Bowie / The Story Of Ziggy Stardust / 1DVDR
David Bowie / The Story Of Ziggy Stardust / 1DVDR / Non Label
Translated Text:
Narrated by Jarvis Cocker
名盤と共に生まれた架空のロックスター「ジギー・スターダスト」。その存在はツアーを進めるごとにより派手に、より奇抜に進化していきました。本編プレス２CDは、そんなジギーの週末でもあり、頂点を迎えた瞬間を卓直結サウンドボードで伝える歴史的ドキュメントです。そのボーナスには、「ジギー」がいかに生まれ、いかに巨大化していったかを伝えるBBCのドキュメンタリー番組をお贈りします。
本作に収録されているのは、英国BBC制作が近年になって制作したデヴィッド・ボウイ特番「DAVID BOWIE & THE STORY OF ZIGGY STARDUST」。近年とは言ってもボウイ生前に制作されたもので、彼の少年時代から『ALADDIN SANE』までの初期キャリアを綴っていくものです。
正直に言ってドキュメンタリーだけに英語が不得手な方には内容を正確に理解するのは難しいのですが、それでも貴重な映像の重みやムードが凄い。エルトン・ジョンからRUNNAWAYS、当時の関係者、トレバー・ボルダーやウッディ・ウッドマンジーといったバンドメンバー、ミック・ロンソンの娘、はてはボウイの少年期の友人までが登場。そこへ彼らが現実に出会い、過ごした当時のボウイの写真が次から次へと流れ出る。もちろん、極初期から『ALADDIN
SANE』までのパフォーマンス映像も随所に登場します。これがなんとも凄いのです。普通のミュージシャンであれば、ただの子どもから汚いロック野郎になっていくだけのところですが、本作の主役はあのボウイ。写真や宣材写真、オフショットだけでも移り変わっていく姿が面白い。その上、リアルタイムの彼を直視した新聞や雑誌の映像、熱狂するファンの姿も絡められていくので「ジギー」が形作られ、呼吸していた時代の空気感まで丸ごと伝えてくれるのです。
特に、希代のキャラクター「ジギー」誕生からのくだりは最高。ルーツとなる歌舞伎も登場しますし、アルバムジャケットからスタジオライヴでの姿、その後のツアーで進化していく様子が数々の映像、写真、コメントと共に描かれていく。1973年の初来日時に山本寛斎のデザインした衣装を手にインタビューに応えるシーンまで登場します。観客の、そして時代の求めるままに止めどなく進化していく姿。それ自体が美しくも面白いわけですが、それだけでなくボウイ自身が「封印しよう」と思い至る心理まで映しだしているかのよう。そして、本編プレス２CDでも聴ける「封印宣言」のシーンへと繋がり、総ての現象が完結していく………。
デヴィッド・ロバート・ヘイウッド・ジョーンズ少年がいかにしてロックに感化され、誰とも違う存在となっていったのか。そして、彼が生み出したキャラクター「ジギー・スターダスト」がいかに生まれ、巨大化し、葬られたのか。彼を取り巻く空気感までも丸ごと封じ込めた傑作ドキュメントです。本作プレス２CDは、それ自体が素晴らしいライヴアルバムであり、無二のドキュメントでもある。しかし、そのハマースミス公演が伝説たり得るのは、そこまでの歩み、包み込む時代があればこそ。1973年の匂い、空気を百の言葉以上に鮮烈な光景で伝えてくれる１枚。ぜひ、歴史的なプレス２CDと共に、時代の風を胸いっぱいに吸い込んでください。
1. Intro. 2. Early Years 3. The Man Who Sold the World 4. Hunky Dory
5. The Rise And Fall of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars 6. Aladdin Sane
7. Influence 8. Outro,
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.59min.
Live at Hammersmith Odeon, London, UK 3rd July 1973 SBD
すでにこのサウンドボードはいくつか登場して話題沸騰となっているところですが、本作はそのどれとも違う独自ルートにより流出した関係者マスターをダイレクトに使用しています。本作のマスターとなっているのは、そのリールに封じ込まれたサウンドそのままとしか思えないダイレクト感たっぷりの逸品。それだけにイコライジングでサウンドを強調する必要さえなく、いかなるタイトルよりも自然な“素の鳴り”をたっぷりと楽しめるライヴアルバムなのです。
そのサウンドで描かれる伝説のハマースミス公演は絶品。なによりも素晴らしいのは、ボウイの歌声。オフィシャルではていねいにミックスされ、磨き上げられていましたが、本作は卓直結サウンドボードならではの生々しさが鮮烈。ミックスも現場そのもので、まるでマイクにでもなったかのようなリアリティで主役ボウイの声が直接流し込まれる。そう、「Rock‘N Roll Suicide」の前に語られる、伝説のジギー封印MC「Not only is it the last show of the tour, but it’s the last show that we’ll ever do.」も、現場以上の生々しさで耳元に響くのです（遠くに響く観客たちの悲鳴も超リアルです）。
もちろん、いかに荒々しいミックスとは言っても、バンドの演奏がおざなりにはなっていない。あくまでボウイの歌がデン！と真ん中にしながらも、アンサンブルの妙味も生々しく伝わる。それが殊更に嬉しいのは、「The Jean Genie / Love Me Do」「Round And Round」でしょう。オフィシャルでは聴けないジェフ・ベックとの共演が卓直結サウンドボードで聴けるのです。ジェフを紹介するMCから変幻自在ギターとボウイの声が絡み合う様子まで、ピッキングニュアンスも鮮烈な耳元サウンドで流し込まれる……。
しかし、好事魔多し。それほど貴重な記録だけに、残念ながら欠点も存在します。録音された際の機材トラブルから「The Width Of A Circle」にわずかながらワープがあり（12:29）、「Suffragette City」に６秒ほど（0:43-0:49）音の劣化がある。さらに、ピッチもランダムに狂っていました。そうした欠けや劣化をオフィシャルで補完することも検討されましたが、ミックスが大幅に違うオフィシャルを繋げるとどうしても違和感が拭えなかった。そこで本作では、伝説の録音を尊重して欠けをパッチすることはせず、ピッチだけを徹底的に修正。リールが持っていた鳴りを最大限自然に味わえる仕上がりを実現しました。
1. Introduction by Barry Bethal
2. Mike Garson’s Medley (Space Oddity / Ziggy Stardust / John, I’m Only Dancing / Life On Mars?)
3. Ode To Joy 4. Hang On To Yourself 5. Ziggy Stardust 6. Watch That Man
7. Wild Eyed Boy From Freecloud / All The Young Dudes / Oh! You Pretty Things
8. Moonage Daydream 9. Changes 10. Space Oddity 11. My Death
1. Announcement and William Tell Overture 2. Cracked Actor 3. Time 4. Width Of A Circle
5. Band Introduction 6. Let’s Spend The Night Together 7. Suffragette City
8. White Light White Heat 9. The Jean Genie / Love Me Do with Jeff Beck
10. Round And Round with Jeff Beck 11. Farewell Speech 12. Rock‘N Roll Suicide
13. Pomp and Circumstance by Edward Elgar
Narrated by Jarvis Cocker
本作に収録されているのは、英国BBC制作が近年になって制作したデヴィッド・ボウイ特番「DAVID BOWIE & THE STORY OF ZIGGY STARDUST」。近年とは言ってもボウイ生前に制作されたもので、彼の少年時代から『ALADDIN SANE』までの初期キャリアを綴っていくものです。
特に、希代のキャラクター「ジギー」誕生からのくだりは最高。ルーツとなる歌舞伎も登場しますし、アルバムジャケットからスタジオライヴでの姿、その後のツアーで進化していく様子が数々の映像、写真、コメントと共に描かれていく。1973年の初来日時に山本寛斎のデザインした衣装を手にインタビューに応えるシーンまで登場します。観客の、そして時代の求めるままに止めどなく進化していく姿。それ自体が美しくも面白いわけですが、それだけでなくボウイ自身が「封印しよう」と思い至る心理まで映しだしているかのよう。そして、本編プレス２CDでも聴ける「封印宣言」のシーンへと繋がり、総ての現象が完結していく………。
5. The Rise And Fall of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars 6. Aladdin Sane
7. Influence 8. Outro,