小学館から発売された土門拳の「古寺巡礼5巻+別巻2巻」全7巻セットです。
1990年頃、会社の推薦図書として社販で購入しました。
普段よりお寺巡りが趣味で、大好きな「室生寺」の巻があることから、
この写真集に興味を持ちました。
ただ興味があったのに、ろくに見もせず読みもせず、コレクションの一つとして、
長い間、本棚に蔵書として保管しておりました。
写真の通り、ほんの少し背ラベルのところが日に焼けた巻もありますが、
中はほとんど購入した当時のままです。
日本を代表する写真家、土門拳のライフ・ワーク「古寺巡礼」。
昭和14年から35年間かけて、北は会津から南は九州まで、
仏像撮影の行脚を続け撮影した膨大な作品群から精選されました。
鋭い眼差しで被写体を凝視し、自らが惹かれたものだけを撮り続ける。
その視線は、仏像の手や足、口元など細部にクローズアップした写真の中で
特徴的に表わされています。
仏像、建築に肉迫する土門拳のカメラ・アイの魅力が満載です。
各寺社別に写真とエッセイで構成され、土門美学の神髄に迫れます。
写真が趣味の方ならば手元に置きたい写真集ではないかと思います。
送料は、ゆうパック80サイズで 重さ4.7㎏になります。