鉄地透かし鍔　（庭園の風景図）

黒味の深い時代錆の地鉄に（庭園風景の図」を素朴に透かした鍔でサイズは７４ｘ７２ｘ耳６．０切羽台約４．８ミリです。角耳小肉仕立てで切羽台にかけて薄い地造りで耳には小粒の鉄骨がブツブツと現れ一層景色を添えています。この手の小型で風景意匠の鍔は以前は京金山とか呼ばれていたそうですが近年の研究から（金山鍔の変わり手）と分類されているようです。３枚目の画像は同様の趣の有る物を掲載しましたので参考にして下さい。以前は時々見かけましたが最近ではすっかり目にしなくなった金山鍔・変わり手の優品で新年特別の出品となります。