ミシェルポルタル、ルイスクラビスと並んでジャズと現代音楽の境目を無効化するドイツ出身の超テクなマルチサックス奏者、ミシェールリースラーの98年発となる最高傑作となる一撃。リリースはenjaから見開きデジパック装丁でのリリース。編成はこの当時のユーロピアンジャズシーンの最先鋭が集結し、2声のヴォーカル、管楽器の6重奏団、パーカッション、アコーデオン、ドラムス、ベース、ヴァイオリン他14人編成にて98年のスタジオ録音盤。内容はジャズやロックの常套句でもあるリフやフレーズを現代音楽的な手法で異化し、さらにもう一度コンテンポリージャズとして再変換する過程で欧州トラディショナルから民俗音楽と古楽を融合してモダンなビッグバンドジャズのメカニカルさで大炸裂させたようなイメージ。結果としては異常に複雑な拍節の組み合わせで、いったい何拍子なのか?数えられないどころか乗れない、というよりも乗らせないという強靭な意固地さえ感じさせる、奇数拍子とポリリズム、クロスリズムの綾の迷宮。これを基軸に超テクアンサンブルが駆動し、この上空をリースラーのサックスが自由に飛びまわっていくといった展開。もしやこれは究極形態のヘンリーカウなのか?90sチェンバープログレッシブジャズロックの最重要作がコレ。MICHAEL
RIESSLER-honig und asche(enja)
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