ライカ ズマリット 5cm f1.5 後期 ブルーコーテッド Leica L39スクリューマウントです。Leica Mマウントはもちろん、ミラーレスカメラ用のマウントに変換して使うことができますのでご相談ください。
1949年発売。LeicaⅢ用のハイスピードレンズとして、Schneiderから提供を受けたXenonの技術が産んだのがこのSummaritです。大口径レンズの血脈はこの後のSummiluxへつながる重要な一本です。当時のライカは明るいレンズを作れなかったのかと思うとちょっと意外な気もして面白いです。
特徴は50mm f1.5という明るさにあります。戦後すぐ発売されたレンズでこの明るさは特殊レンズの部類。開放では非常に柔らかく描写し、絞り込むにつれシャープさを出すオールドレンズらしさを感じます。光にシビアで扱いは簡単ではありません。
青く輝くブルーのコーティングが施されたSummaritです。といっても現代レンズのようにフレア出ませんということはまったくなく、適度に扱いやすくなっているモデルでそれなりに希少です。
実際にこのレンズを使った作例を用意しました。
暗いことでお馴染みの雅叙園和の灯に持ち出しました。Summaritとしてはかなりクリアな描写をするタイプです。作例5枚目の異星人のようなオブジェの描画、少し絞ったときのポテンシャルの高さを感じさせます。
特に最後の一枚ですが、かなり濃い虹色のサークルフレアが出ています。ここまで色がしっかり出るのは珍しいかと思います。非常に良い描写をするレンズですね。
コンディションは良く、光学は清掃痕ありますが、曇りのようにはなってなくレンズはクリア。外観は使用によるスレありますが目立ったあたりはありません。描写の良さから美品と言わせていただこうかと思います。良い写りのLマウントをお探しならこれに決めて良いかと思います。
状態 良いコンディション、美品です
外観 使用によるスレ、目立つあたりなく綺麗
光学 カビ曇りなく、細かい清掃スレのみ
動作 α7で実写確認済
付属品 前後キャップ、保護フィルター
防湿庫保管
0479
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